予定>1/17奈良>新春寺社巡り 担当 4班 


この時期の奈良は見るべき草木も花もありませんが、そのかわり観光客も少ないので、ゆっくりと参拝できます。古都奈良の冬をお楽しみください。

日時     平成26年1月17日(金) 9時50分集合  10時出発
集合場所   近鉄奈良駅 行基像前 
  大阪難波 9:01発(快速急行)―鶴橋 9:08発―近鉄奈良 9:39着
持ち物    雨具、飲み物、おやつ、ハイキングスタイル+防寒対策、 階段あり。
「楽しい奈良寺社巡り」を必ず印刷してお持ちください、当日お渡しする地図と合わせて参拝されると楽しめると思います。
出欠は各班長さんが確認し、当日、班ごとに人数分の地図を取りに来てください。
前日の午後7時の天気予報で、当地の降水確率50%以上の時は中止。
前日の午後8時までに中止のメールをします。
(参拝ルート)
行基像―東向き商店街―采女神社―南円堂―五重塔―、一の鳥居―春日大社表参道―二の鳥居―春日大社―水谷神社(休憩)―手向山八幡宮―二月堂(集合写真撮影)―鐘楼―東大寺大仏殿拝観(拝観料はそら組で出していただきます)―南大門で解散

解散は13時ごろになりますので、途中必要な方は何かおやつをお持ちください。
解散後、各自自由に昼食を取り、行きたい場所を見学してください。
天候によっては非常に寒いので、屋外での昼食はむつかしいと判断し、このスケジュールになりました。
(見学先の例)東大寺ミュージアム ・ 戒壇院 ・ 浮見堂 ・ 国立博物館 ・ 新薬師寺
南大門近くの夢風広場(地図の赤○)の中に食べる所がありますし、近鉄奈良駅まで戻るとお店はたくさんあります。そこから、ならまち散策マップ(案内所にあり)をもらって散策されるのも楽しいと思います。
 楽しい奈良寺社巡り
奈良公園
奈良は1300年まえに73年間都として天平時代を築いた所で、奈良公園はそのほとんどが興福寺の境内だったのですが、廃仏稀釈運動で無人寺になった後、明治13年に開園した日本最大級の都市公園です。総面積502ha、周辺寺社を含めると東西約4㌔、南北約2㌔におよびます。
平成10年に世界文化遺産になりました。

南円堂
藤原氏のお寺なので、右近の橘、左近の?? 実際に見てください。
日本最大の円堂(八角堂)です。 現在の堂は江戸時代に再建されたものです。

五重塔
光明皇后の発願で建立、5度焼失後、室町時代に再建されたものです。
日本で2番目に大きい五重塔です、1番はどこでしょう?正解は当日に。

一の鳥居
木造の日本三大鳥居の一つ、福井の気比神社とあと一つは広島の??神社です。

春日大社
藤原氏氏神4神を合祀して祀ったのが春日神です。
本殿はなく、4神をお祀りする「春日造り」といわれる切妻造りの4棟の社が並んで建っています。
春日大社も20年に一度遷宮され、平成27年〜28年、第60次式年造替が行われます。
巫女は「御巫」(ミカンコ)とよばれ、花の簪をさしています。何の花でしょう、ご自分の目でどうぞ。   五月に咲く、砂ずりの藤が有名です。

手向山八幡宮
東大寺建立に際し、守護神として九州から宇佐八幡神を勧請し祀っています。
古くから紅葉の名所で、歌に詠まれています。
此のたびは 幣もとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに
作者は誰?  梅だけじゃなかったのね、 正解は神社境内にあります。

二月堂
毎年三月一日から十四日まで行われる行事が有名な「お水取り」です。
二月堂の下にある若狭井戸から香水をくみ上げる行法があることから「お水取り」とも呼ばれるようになったようです。
二月堂のご本尊・十一面観音様に悔過する行で旧暦の二月に行われていたので、正しくは「修二会」と言います。
東大寺の僧が私達に代わって、十一面観音様にお詫びをする行」と思ってください。

鐘楼
建物は鎌倉時代の物で、梵鐘は東大寺創建当時の物です。
重さ26トンあり、鎌倉時代に力持ちがまともに鐘座を撞いたら三日三晩鳴りやまなかったそうで、
撞木が当たるところは鐘座からはずして吊るされているので、確認してください。

東大寺
大仏殿は創建後2度焼失し、現在の建物は江戸時代の再建物です。時の将軍綱吉と母桂昌院の後押しにもかかわらず、大きな材が足らず規模は創建時の三分の二となってしまいましたが、世界一の木造建築です。
大仏様の正式名称は「毘盧遮那仏」といい、世界をあまねく照らす最高の仏という意味です。
石仏だと大きいものはたくさんありますが、鋳造仏としては世界最大です。
本殿に穴のあいた柱があります(大仏様の鼻の穴と同じ大きさ)、終学旅行か遠足で来た頃を思い出して、くぐってみます?

南大門
現在の門は鎌倉時代のものです。
材は山口県からです。山口県のお寺の材とDNAが一致したので判明しました。
仁王像(金剛力士立像)は29人の仏師で69日間で完成させたといわれています。
昭和63年から5年がかりで解体修理がおこなわれ、かかわった仏師の名前が判明しました。
(吽形) 定覚・湛慶       (阿形) 運慶・快慶
仁王像は下から見上げられることを計算して造られているので、3〜4頭身ぐらいになっています。
おへその位置も下の方だし、足も短いですよ、見て納得してください。