活動記録>2/24芥川山城〜いましろ大王の杜:担当:5班(記録:渥美 松本)

実施日: 平成24年2月24日(金)    天候: 晴れ  参加者: 52名
行程 : 9:25JR高槻駅集合→(バス移動)→塚脇バス停→10:30芥川山城→
    →11:15桜公園(昼食)12:00→(芥川堤での自然観察)→
    →13:10いましろ大王の杜(古墳と歴史館) 15:00現地解散
記録 : 本日は2月には珍しいくらいの暖かいハイキング日和でした。
1)芥川山城
三好長慶が1553年〜1560年入城し、畿内8カ国を支配した本拠地と言われています。

今は僅かな石垣と本丸跡と思しき土塁が残るのみ。(日本最古の石垣)
配下の松永久秀は悪名を残していますが、主人の方の痕跡は微かのようです。
やや霞んでいましたが、山上から市街地が展望されます。  
2)芥川堤での自然観察         

カワセミが常駐しているとのことでしたが、少数の方は遭遇されたようです。
観察した鳥: シジュウカラ、セグロセキレイ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、モズ、コサギ、アオサギ、ドバト      
3)いましろ大王の杜(古墳と歴史館)
今城塚古墳は淀川流域最大の前方後円墳で、継体大王の真の陵墓と言われています。
(現在は茨木市にある太田茶臼山古墳が継体大王の陵墓ということになっています。)
平成9年〜18年の発掘調査のあと、その塚がきれいに整備されて公園化され、歴史館ではそこからの出土品が復元・
展示されているほか、墳墓の造り方等が再現されています。
残念ながら当古墳は1596年の伏見大地震によりかなり崩壊し、その際露出した埋葬品の盗掘があり、
往時の再現を難しくしたそうです。
古墳並びに歴史館をガイドの飯田さん(シニア18期生)と花輪さんに熱心に案内して頂きました。
多くの御陵は宮内庁管轄、立入り禁止ですが、ここは古墳の上が自由に散策でき、
一般的な前方後円墳の墳丘やそれを囲む濠、埋葬品等、当時の権力者の力を実感できました。