活動記録>11/11コンペイトウミュージアム&ワイナリー見学研修の活動記録

担当 : 5班 (記録: 渥美  写真: 菅)           
実施日: 平成23年11月11日(金)    天候: 小雨
参加者: 46名(午前中)→44名(午後)
行程 :  9:30 八尾南駅集合 → 9:50〜11:40 コンペイトウ王国 → 13:30〜16:00 カタシモワイナリー
概要 (1) コンペイトウ王国見学 (八尾市 若林町)
       コンペイトウの歴史や製造に関する説明の後、2班に分かれてコンペイトウの色・味付け行程の製造
       体験。(試作品はお土産となった。)カルメラの作り方見学および種々のコンペイトウ試食。
       フロイス野村さん(社長さん?)のコンペイトウ談義と「コンペイトウの歌」合唱で終了。
       コンペイトウは戦国時代ポルトガルのルイス・フロイスによりもたらされたポルトガルの砂糖菓子。
       その名もポルトガル語「コンフェイト」に由来。明治に入ってから復活し、
       大量生産されるようになった。
       製造は、グラニュウ糖を核にゆっくりシロップを加えながらマルメライザーにてマルメ工程〜角出し〜
       色・味付けを経て完成する。マルメライザーの回転もゆっくり、シロップの加え方もゆっくり、ということ     
       で、角も出て且つ硬さも程々のコンペイトウが出来るようだ。直径15mm(大輪)のもので完成まで
       14日を要するという。
    (2) カタシモワイナリー見学 (柏原市太平寺
       高井社長からの説明の後、2班に分かれてブドウ畑、石神社の見学。そのあとワイン数種試飲。
       大阪府山梨県とならぶブドウの名産地。聖武天皇の御代、このあたりにあった智識寺(薬
       師寺に匹敵する大きな寺だったという)の鴟尾にもブドウの絵が残されている。明治時代に
       篤農家5軒に新宿御苑からブドウ苗が届けられ、再び隆盛を極めた。高井家はそのうちの一
       つ。昔はブドウ畑がJR柏原駅付近まで続いていたという。付近には往時のブドウ長者を彷彿
       させるお屋敷が散見される。
       2班に分かれて赤白5種類ほど試飲。帰途、直売所で大量に?購入した。
所感 : コンペイトウ王国、カタシモワイナリー共に見学者の応対に手慣れた対応であった。特にカタシモワイナリーは
      「多人数お断り」のところを曲げてお願いしたにも拘らず、更に雨模様にも配慮した親切な対応
      を頂いた。コンペイトウ試食〜ワイン試飲で舌をくすぐる作戦は成功であったようだ。
      事前に危惧していたように悪天候時の昼食に適した場所がなく、JRホーム等で慌ただしい昼
      食になったことは申し訳なかった。