活動記録>1/14尼崎の寺町界隈散策による歴史探訪 & 雷テクノC見学

                担当:1班(記録:田邊&写真:鳥井、彦由)
1.目的
工業都市尼崎の古来からの歴史を学ぶ為に寺町界隈をボランティアガイドの案内で散策した
 後、尼信博物館で市指定文化財、歴史的資料類を拝見し併設の貯金箱博物館も見学する。
②雷テクノロジーセンターにて雷の発生から落雷とその対策について試験設備、雷放電デモ等  
 を見学し落雷対策技術を学ぶ。

2.実施日
平成23年1月14日(金)

3.参加者数
46名(1班:12名、2班:7名、3班:7名、4班:9名、5班:10名+岡田先生)

4.天候:快晴のち晴

5.結果
  ①午前の部(尼崎寺町界隈)
   寺町は市街地の中心にありながら、11ヵ寺が整然とした街並みでかつての城下町の面影を留  
   めており、その寺々も有名な武将の墓所や、美しい多宝塔、又金に輝く鳳凰や京都や奈良の
   有名寺院にも見られない袴腰の鐘楼など、国、市、合わせて18件の文化財の指定を受けてい
   ます。この尼崎のお寺にお坊さんの学校があるのも驚きでした。
   博物館は、尼崎の歴史的貴重な資料や世界170ヶ国のコインの展示。又貯金箱博物館では、 
   世界60ヶ国のお国柄を表す約13000点の貯金箱が見られました。

  ②午後の部(音羽電機・雷テクノロジーセンター)
   音羽電機工業(株)は、私達の身近にあるテレビ、電話、コンピューター等、電気製品を雷 
   から守る避雷器の製造をしている会社です。長谷川電機工業(株)は、絶縁工業に係わる感
   電を防ぐ検電器や、リレー器、LEDヘルメットライト、電機自動車の充電器を製造している両 
   社共、数少ないユニークな会社でした。
   又、試験設備のある室で、落雷の模擬試験実験。避雷器設置の有無の電球による対比実験を 
   体験。最後に航空機が落雷に遭った映像を見せて頂きました。これを撮影された防衛大学校 
   の准教授の道本光一郎氏は自分が塔乗時に落雷に遭い雷の研究をされる様になったそうです。

6.所感
①今回は『尼崎ボランティアガイドの会』の4名のガイドさんに4班に分かれて案内して頂き
 ましたが、現在実績を積み上げている最中で今後も大いに活用して欲しいとのことでした。
②尼崎の繁華街のすぐ傍にこのような寺町が高層マンション群に囲まれて佇んでいるのは他に  
 余り例を見ないのではないでしょうか。これらの寺も夫々個性が有り、屋根瓦の配置、模様
 や土塀上の瓦の模様、本殿の構造(鉄筋コンクリート造りも多い)、多宝塔など附随構造物ま
 た有名武将の伝説などもっと時間を掛けて拝観したいと感じました。
③また雷についてはいつも身近に稲妻や落雷を見ておりましたが、落雷(誘導雷も)による影
 響とその対策につき余りに無知だった気がします。避雷器設置の重要性が良く分かりました。