活動記録>2/21SPRING-8と姫路城見学 担当:6班

                  担当班 6班 (記録:神谷、木茂 写真:彦由)
実 施 日  平成26年2月21日(金)新大阪駅 8時集合(バス旅行)
参加人数  57名
行 程  新大阪(8:00)→理化学研究所着(10:50)ビデオ・施設見学(10:55〜12:15)昼食 
      理化学研究所発(13:00)→姫路城着(14:00)ボランティアガイドによる見学(14:15〜
      16:00)姫路城発(16:10)→梅田着(18時過ぎ)

スプリング8訪問記: バスの中の説明で、期待は高まるが、やはり難しそう。まず原子が、電子が、放射光が、と言っても、この歳まで見た事もないので想像もつかない。そう言えば、日常使っている機械や道具も、全てブラックボックス化しており、原理も道理も分らずボタン一つで使っている。科学の成果だけをたっぷり享受させてもらっているのが今日の私達だ。館内でビデオを見る。産業利用成果の幾つかで、自動車のスタッドレスタイヤ、髪にツヤを与えるヘアケア製品、虫歯予防ガム、軽量気泡コンクリートなどなど家にある日常お目にかかる多くの製品が、ここの研究を基に開発され生み出されたのを聞いてぐっと身近に感じた。多くの世界一が、この研究所にはあるとの話も心強く思われた。残念ながら放射光が対象物に当てられる光景は見られなかったが、バスで甲子園球場の36個分の広大な研究施設を眺めながら去る時、来る前よりも脳がちょっと賢くなった気がした。(神谷記)
姫路城見学: ボランティアガイドさん3人による熱心な説明を受けた。本丸は現在も修理中であり、平成27年3月にオープンの予定。菱の門では城壁に開けられた〇△□(銃砲狭間)長方形(矢狭間)の4つの穴の説明を皮切りに、石垣は穴太衆(あのうしゅう)が積み上げた野面積(のづらづみ)、二の丸ではお菊の井戸、官兵衛の歴史館、城のしゃちほこは普通、オス・メス、あ・うんの対であるが、姫路城は両方がメスであること、そして官兵衛が洗礼を受けたことがわかる十字が入った瓦を見ることができました。 この姫路城、秀吉の播磨攻めの折に官兵衛が秀吉に譲り、官兵衛は国府山城に移ったそうです。そして、千姫の舅の本多忠政が建てた西の丸では、千姫の化粧櫓に入って見学し、千姫の一生がいかに波乱万丈なものであったかが、ガイドさんの熱弁によってよくわかりました。
所感: 今日は、午前中は理解し難かったが、日本ではここだけの最先端科学技術の現場にふれることができたことは貴重な経験でした。 私にとって、特に身近に感じたのは、和歌山カレー事件のヒ素の分析がここでされたことでした。ちなみに企業がここで研究させてもらうには8時間で48万円だそうです。一方、午後からは大河ドラマの舞台を見学し、歴史にふれることができてとても有意義な一日でした。(木茂記)