活動記録>10/11信貴山(中世城郭遺跡と朝護孫子寺)ハイキングの記録 担当 5班

                   記録 神谷・ (資料提供 中垣・松村・福谷)

■ 実施日    平成25年10月11日(金)
■ ケーブルコース 
高安山から信貴山へ」  9:40 信貴山口駅近鉄)+++西信貴ケーブル線+++
高安山駅〜遺跡探訪〜12:20信貴山朝護孫子寺・昼食・自由見学〜15:15仁王門
で解散〜ケーブル廃線跡のハイキング(下り坂2.5キロ)〜16:00頃 信貴山下駅
■ オプションコース

「恩智越で信貴山へ」   10:00 恩智駅〜恩智城址公園〜恩智神社〜恩智越
〜のどか村駐車場〜12:30 信貴山朝護孫子寺〜 以下同じ
■ 参加人数   62名(内オプションコース 11名)
■ 植物観察  
 「高安山から信貴山へ」コース 
草本イヌタデ・ハナタデ・ハキダメギク・ヨシノアザミ・ヤマウド・ヒヨドリバナ
アオミズ・イヌコウジュ・ヨメナキンミズヒキ・キツネノマゴ・ガンクビソウ・
チゴユリ・アキチョウジ・アキノタムラソウ・ホウチャクソウ・シュウブンソウ
 <木本>アカメガシワフユイチゴヒサカキ・タカノツメ・ヤブムラサキ・カヤ・イチョウ

  「恩智越で信貴山へ」コース
 <草本>アオミズ・イノコヅチ・イヌコウジュ・イヌタデ・カナムグラ・クサイチゴ・チヂミザサ・
ツユクサノブドウ・ハナタデ・ヒヨドリバナ・ミズヒキ・ヤブミョウガ
ヤマホオズキヤマノイモ・ヨシノアザミ
 <木本>アベマキ・クヌギのドングリがごろごろ

所 感 1 台風が過ぎ去った絶好のハイキング日和に恵まれ、2コースに分かれ、それぞれ信貴山朝護孫子寺に向かった。いずれも木陰が多く時折吹く風が心地よい。本堂からは奈良の町並み、青垣の峰々が見渡せた。
 しばし都会の喧噪から離れ古代に思いを馳せた。「倭は国のまほろば たたなづく青垣・・・・・」と歌ったヤマトタケルノミコトの気持ちが分かったという方に同感。自由行動後、各自の思いをあとに家路に着いた。心が癒されたハイキングだった。
所 感 2 今回は集合場所が二つに分かれての登山。高安山組は信貴山口からトラマークの大きなケーブルカーへ。全員が乗れて貸し切り状態。出発するとかなりの急こう配で、みるみるうちに眼前に大阪平野が広がっていく。500円弱の価値はあるなと思った。終点の展望台からの眺望はすばらしく、前日の天気から一転、青空の下、大阪の向こうに、神戸港に向かうのか白い大きな客船や六甲連峰が見えた。
 次は希望者だけで高安山頂上へ。近いけれど険しい道をよじ登ってみると二等三角点があるだけ。何も見えなかったけれど到達感で満足。スカイラインを横切って高安城の倉庫跡へ。ここからの眺めもよく若草山や大仏殿の甍が見える。ここは天智天皇のころは高安城の中心城域だった。じぇじぇじぇ・・・。

 信貴山雄岳山頂の空鉢護法堂に到着。ここの視界も良く大和盆地が一望に。南には二上山葛城山金剛山・etcがはるか遠くに見える。ここから無数の赤い鳥居をくぐりながら下り続ける。この道を反対に登って来る人たちに出会う。すごいなあと感心する。やがて大きな張子の虎の前に出る。傍の休憩所で昼食をとっていると恩智越の方たちが到着。皆さん疲れた様子もなく元気そのもの。またまた感心する。
 トラの前での記念撮影の後は自由時間。巨木のカヤとイチョウの間をくぐり、朝護孫子寺本堂へ。ここからの眺めもまたまた格別。
今回はあちらこちらから四方八方眺められ、晴天でよかったとつくづく思った。
登山中日差しは強かったけれど、ほとんどの道が木陰で木々をくぐってくる風はひんやりして気持ちよかった。帰りは夕日を浴びながらケーブルの廃線跡をひたすらまっしぐら。信貴山下駅でそれぞれ東へ西へ。
皆さん怪我なく本当に良かった。真夏日の続く日々の変わり目、秋の気配を感じた1日だった。