活動記録>キリンビアパーク神戸・人と自然の博物館見学 :5班 記録 岡本・野間

 
1. 実施日時等   平成25年8月23日(金)・天候(晴れ)・参加者(57名)
2.目  的  地   「キリンビアパーク神戸」・兵庫県立「人と自然の博物館
3.集合時刻・場所  午前8時20分 新大阪駅バス乗り場
              (岸和田観光バス1台使用)
4.行     程  
   新大阪8:30発−「キリンビアパーク神戸」9:30着・班分け ― 9:50〜11:30工場見学・試飲(グラス3杯まで可)・ビオトープ見学 ― 「キリンビアパーク神戸」11:40発 ― 兵庫県立「人と自然の博物館」へバス移動11:50着 ― セミナー室で昼食 ― 13:00〜14:50(特注セミナー90分の予定が大幅延長) ― 「人と自然の博物館」15:30発 ― 17:00大阪駅
5.感 想
キリンビアパーク神戸
 広さ24.7万㎡、従業員450人、国内最速1分間に350ml缶2000缶製造24時間稼働、ビール瓶の使用限度は8年で24回、1分間で1000本洗浄できるとのことであった。”驚き桃の木山椒の木“”日本人の力偉大なり“といったところですか・・・。
ビオトープの見学
    日頃あまり目にする機会の少ない珍しい植物・昆虫を見ることができてとてもよかったと思うが、もっと時間をかけてゆっくりほかの植物なども観察できればなおよかったかなと思う。短い時間の中、今回観察できたものは、
  ナンバンギセルスイレン、サギソウ、ガマ、オグラコウホネ(花の色が黄色から赤に変わる)、アキアカネシオカラトンボ、チョウトンボ、イトトンボ、キイトトンボ、ギンヤンマ、カワバタモロコ絶滅危惧種)など
兵庫県立「人と自然の博物館
    地球、生命と大地、生物の世界等5つのテーマで、人と自然とのかかわり、変動する地球の姿と生命の営みなど、豊富な資料と貴重な標本で紹介されていた。珍しい昆虫たちの標本、ナガスクジラ骨格標本、恐竜、アンモナイトの化石、世界最大の花ラフレシア等々沢山見ることができた。どれを見てもこの世のものかと目を疑うようなものばかりだった。(ちょっとオーバーかな?)
・特注セミナー「大量絶滅事件の背景」  主任研究員 小林文夫 理学博士 1948年新潟県生まれ
   突発的で地球規模の絶滅現象を大量絶滅というのだそうだ。地球史上最大のものが古生代末に起こり、恐竜などの大量絶滅は中生代に起こったそうだが、都合5回の大量絶滅要因は ①氷質時代と温室時代 ②海水準変動 ③海洋無(貧)酸素事件 ④洪水玄武岩超大陸プルームテクトニクス ⑥巨大隕石の衝突 、だそうである。当初ビール酔いで睡魔に襲われた方も多かったのではないかと思う。しかし専門的な、それもスケールの大きい地球規模いや宇宙規模の話に次第に惹かれ、終わり近くになって大陸移動の話や巨大隕石の衝突の話、岡田先生の地球温暖化との関わりについての質問に答える小林講師の話が一段と熱を帯び、全体として時間不足で20分ほど延長した。話が盛り上がったところで終わらざるを得なかった。