活動記録1>オプション5/19・20天滝見学と氷ノ山登山(1泊・兵庫県養父)

今回の一泊研修は兵庫県一の落差(98m)を誇り、且つ日本の滝百選にも選ばれている天滝観賞、並びに兵庫県最高峰の氷ノ山(標高1510m)近辺でネマガリタケ採取を楽しむなど自然観察を折込みつつ活動しょうと、岡田先生を含むそら組の精鋭部隊16名がチャーター小型バスで大阪を飛出し、所定通りの行動を所定通りの時間内で実施してきた。これはその活動報告である。

1.実施日:平成25年5月19日(日)天滝訪問、ハチ高原でワラビ採り
   天候:雨のち曇、ハチ北ひさ家宿泊 
      平成25年5月20日(月)氷ノ山神大ヒュッテ付近でネマガリタケ採取、
      一部は山頂へ  天候:快晴

2−1.第一日目活動記録:
  新大阪駅バスターミナルを7:50発車、途中西紀SAでワンストップ、
  天滝入口の『レストハウス天滝』に10:00到着
  各自ストレッチの後、10:20いよいよ天滝目指して出発、雨が歓迎するかのごとく
  降り出した。誰のせいや!!
  早速植物観察に取掛かる者、ひたすら歩を進める者、いつもの見馴れた光景である。
  車道を抜けると渓谷沿いの山道となり安全に気配りしつつ登る。途中しのびの滝、岩間の滝、
  鼓ヶ滝等を横目で観ながら歩を進め11:45天滝に到着。
  さすがに優美で壮大、迫力満点であった。

  小休止の後、天滝を12:00出発、レストハウスに12:50戻り、同ハウス内で昼食、
  13:30バスでシニア自然大学校ご用達のお宿『ひさ家』に向かう。
  前夜は自然塾の連中がショウガを植えにやって来て宿泊し秋に収穫にまたやって来るとか。

  途中ワラビ狩りのためハチ高原スキー場に立寄り雨中にも拘わらずワラビ採取に夢中になっていたがどうやら成果はビニール袋の大きさに反比例のようであった。
  ひさ家には15:30到着。ゆっくり休み一風呂浴びて17:30から楽しい楽しい夕食を岡田先生の乾杯音頭からスタートした。食事も美味しく頂き、卓球で体をほぐして、全員ひとつの部屋に集いまたまた楽しい懇親会で盛上がり21:00お開きで就寝についた。

2−2. 第二日目活動記録:
     十分な睡眠で元気一杯清々しい朝を迎えた。今日は快晴、相当暑くなりそうである。
     部屋の窓からノダフジクマノミズキ、ホオノキが間近に観え
     何とも云えない風情である。
     7:00朝食、ひさ家のお弁当を手にして8:00バスで出発。
     一路氷ノ山の登山口を目指し8:40まど登山口に到着。
     ストレッチを済ませ8:50この登山口(標高850m)からスタート。
     暫くは杉林の中をカッコーの声を聞きながら登る。
     このコースは氷ノ山東尾根コースである。途中適当に植物観察を
     しつつ高度を上げてゆく。

     東尾根休憩小屋を9:30に通過。
     暫く行くとオオイワカガミの群生に出会う。
     その中に白いヤマイワカガミが混在している。
     またブナ林も現われてきた。そろそろネマガリ
     タケの笹も目に付きだした。
     神大ヒュッテ(標高1320m)に先頭は11:10
     に、アンカーは12:00に到着した。この50分
     の差は、ササ林に入りがむしゃらに右往左往
     していたためであった。
     山頂を目指す6名を除き、このヒュッテ付近
     で昼食後に更にネマガリタケを探すとか。
     山頂組は食事を済ませ荷物はデポし、11:55
     頂上向けて出発。コース途上タムシバ、ショウ
     ジョウバカマなどが目を楽しませて呉れた。
     また木陰には残雪が有った。頂上には12:25到着。

     山頂12:35出発、神大ヒュッテ12:52着。全員で13:00下山開始。まど登山口に先頭は14:20、アンカーは14:57全員無事に戻ることが出来た。下りの方が滑り易くより慎重な行動が求められた。
     バスは登山口を15:00に発車、途中コンビニ及び西紀SAに立寄り、全く渋滞に遭うことも無くスムーズに車内和気藹々と過ごし17:45に大阪駅に戻ってきた。
     この後、女性陣は収穫物の処理で帰宅後も多分大忙しではなかったかと思われる。勿論有志9名は19日タイガースが勝ったことも踏まえスーパードライで乾杯したことは言うまでも無いことである。
     参加の皆様大変お疲れ様でした。 記録:松生