活動記録>2/26 1日湖北旅行(ザゼンソウ・野鳥観察・蕎麦打ち体験)

                        そら組2班担当
 日  時:2月26日(金曜日)雨 参加人数35名
 集合場所:新大阪駅1階(団体待合室付近)

 生憎の雨にも関わらず35名の方たちに参加していただきました。
 AM8:00バスに乗車出発。
 2時間余りで、近江今津ザゼンソウ群生地に到着。
 1981年に今津中学の生徒が理科授業の観察時に発見。

ザゼンソウ(座禅草)サトイモ科 別名ダルマ草
  名前の由来は袈裟をかぶったお坊さんが、座禅を組んでいるような姿から。
  低地の山地の湿地に生える多年草。葉は2〜7枚が根元から出て、黒紫色の背の丸まった
  仏炎苞をつける。内には多数の花をつけた肉穂花序が収まっている。
  開花時期は1月下旬〜3月中旬。開花する際に肉穂花序で発熱がおこり、約25℃まで上昇する。
   
  
               
       
◎蕎麦打ち体験(体験交流センター「ゆめの」)
  3〜4人でチームを組んで蕎麦打ちをしました。
  一こね 二のし 三包丁 なかなか奥が深いです。打った蕎麦はすぐいただきましたが、皆さん
   の満足そうな顔で、納得です。 

◎野鳥観察(湖北野鳥センター)
  ガイドさんによる、ビデオを見ながらの解説の後、観察室のフィールドスコープで野鳥観察
      


 感想
   もう一週間、いや、二週間早くに湖北に来ていたならば、ザゼンソウは一面の雪のまにまに
  その凛とした姿を現していたかもしれない。
   そして、田んぼのある道筋にコハクチョウ達が、賑やかな食事会をしており、上空では400    
  0キロを飛翔するという“17歳”のオオワシが、2m40cmの翼を広げた勇姿を見せてくれ
  たかもしれない。
   道端の残雪をみながら、この雪をザゼンソウの群生地に運べたらなと思ったりしたが、冬から
  春にバトンタッチする季節の移ろいの時空に立ち会えた事も、自然を体感するこの小さな旅の
  発見があった様に思えます。
  
   盛り沢山の予定をほぼ案内書どおりに進行して、出発時と同じ傘とリュック姿、大阪駅近くに
  降り立ち“お疲れ様”と笑顔での挨拶を交わし合えたのは、雨天にも関わらず、参加していただ
  いた、そら組メンバーの立派なマナーがあってと感じられ、改めて「皆様、楽しいバス旅行を
  有り難うございました。お疲れ様でした。又、何時か」と申し上げておきます。

                                   文責 小林・植月
                                   写真協力 石垣氏