春日山原始林の巨樹観察会報告書

            そら組3班石垣洋治
とき:09年11月6日9:30〜16:00
ところ:奈良公園春日原始林一円
参加者:33名

概要:
① 好天に恵まれて、多少汗ばむくらいの一日だった。
近鉄奈良駅前で集合してから、新公会堂前に移動、ここででガイド役「グリー
ンあすなら」の皆さん7名と落ち合った。
③ 軽くストレッチをしてからスタートし、奥山遊歩道から若草山(342m)に
上って昼食。30分の休憩後奥山ドライブウェイを経て周遊した。後半はなだら
かな下り道だったが、12kmを越える散策になった。
④ 秀吉が植林させたという樹齢400年の巨木スギの林立、サクラとはとても思
えないヤマザクラの老木、イヌシデ、ムクロジ、ツクバネガシ、イチイガシ、
ツブラジイ、カゴノキ、モミなどの巨樹が印象に残った。
春日山がナギに覆いつくされる時がやがてくるかもしれない。
⑥ 天然記念物として保護されている鹿も頭数が許容量を越えかけているようだ。
⑦ イヌザクラやアサダという樹木ははじめてお目にかかった。
⑧ 吉野スギのルーツは奈良春日山原始林だといわれているそうだ。
⑨ 風雪に耐え、台風で倒木したり、枝が折れたり、年月を経て極相を変えながら
自然の営みの中で巨樹たちは私たちに何かを語りかけてくれているようだ。
⑩ 紅葉にはまだ少し時間がかかるだろうが、ナンキンハゼ(紅葉)とムクロジ(黄
葉)は美しかった。
⑪写真は全体メールを参照のこと。